コッソリ新曲

どぞ
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第四回

カンナさん。

カンナさんは美人だ、やわらかな喋り方や、ちょっとした振る舞いに僕はドキドキする。

カンナさんは毎週水曜の4時ごろやってきて、料理の本と裁縫の本を借りていく。


今日も寒い水曜日。

そわそわしながら、彼女が来るのを待ってると。

ジ×2は
「いやだね、いい年の男がワキワキしながら女を待つのって。
　見るに耐えないね。」
と言った。

僕は（黙ってろ肉塊）と思ったが、
「ふふふ　　ジ×2も恋をすればわかるよ。」と言っておいた。


そうこうしている内に彼女がやってきた。

落ち着いた色のスカートとブラウスがとても素敵だな、、、

いつものように本を3冊ほど探して、持ってきた。

どうしたのだろう？

泣いたのかな？


、、、、、


僕は　つい

「目が腫れてますよ、どうかしたのですか？」と尋ねてしまった。


彼女は　悲しそうに笑い「なんでもないです」と会釈して、



?口うるさい姑を（永遠に）黙らせる方法。
?なぜなに？毒殺の全て。
?超図解　他殺？　自殺？　完全犯罪の進め。



を借りていった。



ジ×2は
「ああ、アレだね近いうちに殺人事件がおこるね。犯人は調べるまでも無いってやつ？」

と言った。



僕は

聞かなかったし


見なかった。


そういうことにしておいた。




そうだ今夜は猫鍋にしよう。